トップ画像写真「津屋崎人形」(福津市)について

津屋崎で代々受け継がれる「津屋崎人形」
 津屋崎人形は古博多人形の流れを汲む土人形で、素朴さと鮮やかな色彩が特徴の郷土芸術です。制作には、”二枚型による手押し製法”で作られます。津屋崎人形は「福岡県特産民芸品」に指定されており、また平成21年に優れた工芸品として福津ブランド「福津の極み」に認定されています。
 創業240年以上の老舗工房であり、現在、津屋崎の地で唯一、津屋崎人形を作っている「筑前津屋崎人形巧房」では、郷土玩具として親しまれているモマ笛(江戸時代)やごん太(明治時代)など1,000点以上の土型が代々受け継がれています。それらは多くのメディアで取り上げられ、話題を呼んでいます。お守りとして身につけることができる津屋崎ピンズも人気です。

 
    
 
 福津市は福岡市と北九州市の中間に位置し、交通の利便性と豊かな自然のバランスが良く、急速に子育て世代の人口が増加している街です。市全体が海に向かって開けており、その海岸線からは美しい夕陽を見ることができます。最近では、福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸で、濡れた砂浜が空を映しだす「かがみの海」の絶景が話題を呼び、SNSにも多くの写真が投稿されています。また日本一の大しめ縄と「光の道」で有名な宮地嶽神社、世界文化遺産に登録された「新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群」、昔ながらの情緒が残る港町「津屋崎千軒」など多くの観光資源に恵まれた街です。

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